第1話-DTMの全体像【はじめてDTMを触わる人に向けた入門講座】

DTM

作曲をしてみたい!と思い立ち、コンピューターで音楽作成をする、いわゆる「DTM(Desk Top Music)」の世界に足を踏み入れてみよう!と思っている方に向けて、案内役を務めようと思い、この記事を書きました。

私自身、DTMを始めようと思って情報収集をしたのですが、初心者向けのサイトを見ても何をどこから手を付ければいいのかサッパリ分からず、心が折れそうになりました。

なぜなら、DTMを解説してくれている親切なみなさまは、DTMについてある程度、いや、かなり知識を持っている状態で解説をしてくれているので、前提知識が無い私にとっては、専門用語の嵐で、何を言っているのか全くわからなかったのです。

そこで!本連載では、はじめてDTMに触れる人に向けて、なるべく専門用語は使わないように、また、専門用語を使わないと説明できない部分については、専門用語の解説を交えながら説明していこうと思います。

まずは第1回ということで、DTMの全体像をお話します。それでは、行ってみましょう!

DTMとは

「Desk Top Music」の頭文字を取って、DTMと呼ばれている音楽作成のジャンルです。コンピューターを使って音楽制作を行うことを指していますが、DTMと呼ぶのは日本の特徴のようです。海外では「Computer Music」と呼ばれるようですね。コンピューターを使って音楽をやるので、コンピューターミュージックです。

というわけなので、DTMと聞いたら、コンピューターで音楽をやること、だと思ってもらえれば大丈夫です。

コンピューターで音楽をやるために必要なもの

コンピューターで音楽をやるためには、いくつかの道具が必要になります。必要とは言いつつ、どのような音楽をやるかによって不要な道具もありますので、そのあたりをざっくり見ていきましょう。

  • コンピューター
  • DAWソフト
  • 周辺機器
  • プラグイン
  • 音源

コンピューター

まずは、コンピューターが必要です。コンピューターで音楽をやるので当然ですね。お手持ちのパソコンでも大丈夫なのですが、ポイントは入っているOSによって使えるソフトが変わってくる点が1つ、コンピューターの性能によって出来ることの範囲が変わる点が1つあります。

詳しい解説は別の記事に載せますが、軽く説明しておくと、Windowsを使うかMacを使うかで少々変わります。現在お手持ちのパソコンがあるのであれば、わざわざ別のOSのパソコンを入手する必要は無いと思います。

パソコンの性能については、性能が高ければ高いほど、高い負荷に耐えられますので、例えば楽器数の多い曲を実現したりできます。しかし、最初から莫大な負荷をかけるような曲を作るのは難しいので、作曲の力が付いてきたら買い換えていく、くらいで良いのではないでしょうか。

ということで、まずはパソコンが必要です。

DAWソフト

コンピューターで音楽をやるにあたって必須のアイテム2つ目がDAWソフトです。DAWソフトとは、Digital Audio Workstationの略称で、コンピューター上で音を打ち込んで鳴らす機能をもったソフトです。これが無いと、話が始まりません。

MacやiPadをお持ちの方は、「ガレージバンド」というアプリがこれに当たります。Windowsには標準搭載されているDAWソフトは存在しないので、何かしらのソフトを入れる必要があります。

DAWソフトについても、詳しい解説は別の記事でやります。ここで押さえておいて欲しいのは、音楽を作るためのソフトが必要(=DAWソフトが必要)という点です。

周辺機器

私がDTMを始めるにあたって最も混乱した情報はこの周辺機器についてです。サイトによって、これが必要とか不要とか、様々な情報が飛び交っていました。ここでは、周辺機器について整理したいと思います。

周辺機器と一口に言っても、様々な種類があります。今回は、コンピューターに接続する周辺機器について整理します。

コンピューターは、周辺機器を付けないと音楽が出来ません。例えば、スピーカーやヘッドホンを繋げることで、コンピューターから音を出すことが出来ます。マイクを接続することで、コンピューターに声や楽器の音を取り込むことが出来ます。

このように、音を入れたり出したりする機器として、スピーカーやヘッドホン、マイクという周辺機器があります。

ここで、クオリティを上げるための話を一つします。

パソコンについているイヤホンジャックに直接ヘッドホンを接続しても良いのですが、実は、これでは良い音が聴けません。

なぜなら、パソコンに最初から付いているイヤホンジャックは、良い音が出るように作られていないからです。

良い音で聴いたり録音したりするためには、「オーディオインターフェイス」という機器をパソコンに繋げる必要があります。

オーディオインターフェイスは、パソコンに繋ぐことで、パソコンから良い音を出力したり、マイクから良い音で入力したりできるようになる機器です。

「録音しないし、別に良い音で聴かなくて良いよ」という場合には、オーディオインターフェイスは不要です。ただ、クオリティの高い音楽を作るためには、どうしても良い音で聴き分ける必要が出てくると思いますので、オーディオインターフェイスはあった方が良いと思います。

あとは、周辺機器としてMIDIキーボードがあります。マウスでポチポチ入力して作曲することもできますが、キーボードがあるとフレーズを鍵盤で弾くことが出来るので、入力が楽になります。

周辺機器についてまとめると、以下の通りです。

周辺機器まとめ
  • 音の入出力を行うスピーカーやマイク
  • 音のクオリティを上げるオーディオインターフェイス
  • 入力のサポートをしてくれるMIDIキーボード

他にも周辺機器というくくりでは色々ありますが、DTMにおいてはこの辺りを押さえておけば良いでしょう。

音源

自分で楽器を演奏して録音する以外の方法で、DTM作曲をするのであれば、「音源」のソフトが必要になります。

音源とは、楽器の音のサンプルが入ったソフトです。DAWソフトの上で動きます。

つまるところ、バイオリンの音を鳴らしたければ、バイオリンの音源が必要となります。ピアノならピアノの音源ですね。

DAWソフトでは、「ミ」の音を鳴らす!と指示を出しても、音源が決まっていなければ音が鳴りません。「ミ」の音を「バイオリンの音源」で鳴らす、と指示を出して初めてバイオリンの音色で「ミ」が鳴ります。

DAWソフトに最初から入っている音源もあるので、最初はそれで試してみるのが良いでしょう。ただ、あまりクオリティが高くないものが多いので、曲のクオリティを上げるには、音源を買う必要が出てくるかと思います。

音源についても、別の記事で詳しく解説します。

プラグイン

最後に、もう一声ややこしい話に入っていきます。プラグインと呼ばれるソフトウェアがあります。

これが何かと言うと、音を加工するためのソフトだと思ってください。DAWソフトの上で動かせるソフトで、作った音を加工することが出来ます。

「え?別に音の加工なんてしなくて良いんだけど・・・」と思うかもしれませんが、曲を仕上げるためには、音の加工がほぼ必須となります。

音源で鳴らす音は、あくまで音源の音が鳴っているため、他の楽器の音源と合わせて鳴らしてみた時に、「どうも音の雰囲気が合わない」という事態が発生します。

なぜなら、音源の録音環境はそれぞれ違いますので、極端な話、ホールで録音されたバイオリンと、小さな部屋で録音されたピアノの音は、響きがまるで違うので、一緒に鳴らしても別の空間で鳴っているような違和感を感じるわけです。

こういった音の調整を行うために、プラグインというソフトを使って、音の響き方など調整をしていくことになります。

これについては、実際に触ってみないとなかなかイメージが湧かないかもしれません。

まとめると、音を加工するためのソフトウェアを導入する必要があります。これについても、DAWソフトに最初から付いているものもありますので、最初はそれで試してみるのが良いでしょう。

必要なものまとめ

ということで、DTMをするためには、以下のものが必要になります。

DTMに必要なもの
  • コンピューター
  • DAWソフト
  • 周辺機器
  • 音源
  • プラグイン

これらをそろえることで、コンピューターで音楽を作成することができるようになります!

さぁ、コンピューターで音楽の世界へ!

コンピューターで音楽をするために必要な道具の全体像はイメージできましたでしょうか?

全体像が見えてくると、必要なものが具体的に見えてきますので、DTMの世界に足を踏み入れやすくなってきます。私が入門した時は、正直、様々な情報がありすぎてよくわかりませんでした。

この連載では、DTMの世界に足を踏み入れたいみなさんの案内人として解説をしていきますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします!

それではまた、次回お会いしましょう!

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