第5話-プログラム3大道具その2-条件分岐【現役エンジニア解説によるプログラミング入門】

じっくりプログラミングコース

今回は「条件分岐」について学んでいきます。条件分岐とは、「もしこうなら、こうする。」という、条件によって処理を変えるための方法です。それでは、やっていきましょう!

プロジェクトの作成

ここまで進めている人は、プロジェクトの作成は簡単にできるようになっていますよね?ということで、プロジェクト「ifbranch」を作ってこの先に進みましょう!

不安な人は、前回の記事を確認してみましょう。

条件分岐を使ってみる

さっそく、条件分岐のプログラムを書いてみましょう。以下のプログラムを真似して書いてみてください。Mainの塊の中を書き換えてくださいね。

using System;

namespace ifbranch
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            if (true)
            {
                Console.WriteLine("Hello World!");
            }

            if (false)
            {
                Console.WriteLine("こんにちは、世界!");
            }
        }
    }
}

解説の前に実行してみましょう。実行結果は以下の通りです。

Hello World!だけが表示されました。

if分岐の使い方

まず、新しいデータ型が出てきていますので、ご紹介します。「true/false」です。現在学習に使っているC#では「bool型」と呼びます。

bool型は、trueまたはfalseという情報しか持つことのできないデータ型です。こういった、if文の判定などに使われたりします。

そして、if文ですが、以下の書き方をします。

if文の書き方

if(条件式) { 条件式がtrueの場合処理する }

ifのすぐ後ろにある「()」の中がtrueの場合、後ろにある「{}」内の処理を実行する、という条件分岐になります。そのため、「()」内がfalseになっている「こんにちは、世界!」の塊は実行されなかったため、実行結果で表示されませんでした。

ただし、この書き方では永遠に「こんにちは、世界!」が表示されることはないので、プログラムを書く意味がありません。

条件式について

if文が本領を発揮するのは、変数と組み合わせた時です。変数を組合わせた条件式について見てみましょう。

using System;

namespace ifbranch
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            //変数宣言
            int Value;

            //変数に1を代入
            Value = 1;

            //条件分岐
            if (Value == 1)
            {
                Console.WriteLine("Hello World!");
            }

            if (Value == 2)
            {
                Console.WriteLine("こんにちは、世界!");
            }
        }
    }
}

また新しい情報が出てきました。「==」という、イコールを二つ繋げた記号です。これは、比較演算子と呼ばれるものの一種で、左辺と右辺が等しい値であるか?というのを判定し、等しい値の場合はtrue、そうでない場合はfalseとなります。

ではプログラムを順番に見てみると、変数Valueには13行目で1が代入されているので、Valueの中身は1となります。

続いて、16行目の判定は「Valueは1であるか?」という判定で、これはtrue(真)なので、if文の塊の中を実行し、「Hello World!」が出力されます。

21行目の判定は「Valueは2であるか?」という判定なので、false(偽)になります。そのため、if文の塊の中は実行されず、「こんにちは、世界!」は表示されません。

ここまでの説明でピンと来ている人は、Valueを2にするとどうなるか試したくなっている事でしょう。変数Valueに2を代入して、どのような結果になるか確認してみてください。

比較演算子

「==」の他にも比較演算子がいくつもあります。代表的なものを並べておきます。

比較演算子trueになる条件
==左辺と右辺が等しい
!=左辺と右辺が等しくない
<左辺が右辺より小さい
>左辺が右辺より大きい
<=左辺が右辺以下
>=左辺が右辺以上

各種演算子の動きを確認するために、Valueの値を変更したり、if文の中の条件式を書き換えたりして、どのように動作するか確認しておきましょう。

ポイントは、条件式がどういった状態の時に、if文の中を実行する(=条件式がtrueになる)かという点です。ここに注目しながら、検証をしてみましょう。

まとめ

今回は、条件分岐について扱ってみました。条件分岐の無いプログラムは、上から下までプログラムが実行されるだけなので、複雑な処理を行うことが出来ません。実際のプログラムでは、こういったときにこうする、という条件分岐が必須になってきますので、基本を押さえておいてください。

それでは、次回は「繰り返し」について学習します。お楽しみに!

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